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ピコセカンドレーザー:PicoLO
2022年06月03日
ピコセカンドレーザー(ピコ秒レーザー):PicoLO
☆ピコセカンドレーザーとは
シミ治療は、そのシミの特性に合わせたレーザーの波長と照射時間(パルス幅)がとても重要となります。従来のシミ治療に使用されてきたレーザー(Qスイッチレーザー)はパルス幅が「ナノ秒=10億分の1秒」であるのに対し、ピコセカンドレーザーのパルス幅はさらにその1000分の1、つまり「ピコ秒=1兆分の1秒」という非常に短いパルス幅を実現しています。「ピコ秒」という極めて短い照射時間のため、従来のレーザー機器と比較して熱ダメージが少なく、痛みの少ない治療が可能となりました。 色素生成や皮膚の若返りに対して、「新世代のレーザー治療機器」です。
特徴①:お肌に優しい
これまでにない短いピコ秒の照射時間により、熱の影響の少ない、衝撃波による治療が可能となりました。これにより、まわりのお肌へのダメージが格段に少なく、お肌に優しい治療が可能になりました。これまでのQスイッチレーザー治療後にみられた強い炎症後色素沈着が少なくなり、色戻りからの回復が早いのが特徴です。
特徴②:色の薄いシミにも効果大
ごく淡いシミに対しては、これまで、IPL光治療では歯がたたず、Qスイッチレーザーではパワーを非常に上げる必要がある為、リスクが高く治療が難しいものでした。ピコ秒レーザーは非常に繊細に調整が可能で、周囲への熱影響が少ない特長から、これまで治療が難しかった薄いシミにも有効です。
特徴③:シミ治療でテープ保護不要
シミの従来のレーザー治療で必須であったテープ保護が、ピコセカンドレーザーによる治療では不要です。忙しく社会生活を送る現代の女性に、ダウンタイムの少ない、日常生活の負担の少ないシミ治療が可能になりました。
☆ピコセカンドレーザー(スポット)とQスイッチレーザー(スポット)のダウンタイムとリスク
☆PicoLO(ピコロ)
当院では、ピコセカンドレーザーマシン「PicoLO(ピコロ)」を導入しております。そして、PicoLOは、FDAの承認と厚生労働省の承認を取得しております。ピコセカンドレーザーでは、強力なピークパワーと安定したパルス持続時間を保持することが大変難しく、実現出来ていない機器もピコセカンドレーザーとして出回っています。つまり、何度かに一回ピコ秒でレーザーを出せる機械であっても「ピコセカンドレーザー」と呼ばれているのが現状です。PicoLOは、今まで難しかった「ピコ秒の早さでレーザーを出し続けることが可能なピコセカンドレーザー」です。PicoLOは強力なピー クパワーと安定したパルス持続時間を実現したピコセカンドレーザーとなっており、自信をもって施術させていただける機器となります。また、強力なピー クパワーと安定したパルス持続時間を実現している為、副作用・損傷・痛みの改善、さらに治療時間・必要な治療回数などを最小化し、効果的に治療することができます。
☆3種類の施術が可能
ピコレーザーはハンドピースの付け替えにより、3種類の施術に対応可能で、幅広いお肌のお悩みを解決できます。対応可能な施術は以下となります。またこれらのコンビネーション治療も可能です。
①ピコスポット:シミ取り治療(準備中)
②ピコトーニング:お顔のトーンアップ治療(美白治療、薄いシミの改善、肝斑の改善など)
★施術バリエーション★
・ピコトーニング(ホワイトニング):美白効果
・ピコデュアルトーニング(ホワイトニング+美肌=ピコトーニング+ピコフラクショナル(トーニングモード)):美白と美肌(肌質改善)効果
・ピコダブルトーニング(プレミアムホワイトニング=ピコトーニング+ピコトーニング):ピコトーニングよりもさらなる美白効果
※ピコデュアルトーニングはピコトーニングとピコフラクショナル(トーニングモード)のコンビネーション治療で、エイジングケアなどに非常にお勧めです。
③ピコフラクショナル(ハイパワー):肌質改善治療(瘢痕の改善、ニキビ跡の改善、毛穴の改善、小ジワの改善、ハリ・キメを整える、肌の質感の改善など)
▶フラクショナルレーザーとは
フラクショナルレーザーとは、肌に小さな穴(目には見えません)をあけ、ヒトが本来持っている自然治癒力(創傷治癒力)を使ってお肌のコラーゲンを活性化させようというものです。目に見えない程小さく、害はない傷でも、ヒトの体は傷を治そうと活性化します。そしてどんどんと代謝が促進され肌が生まれ変わってゆきます。このような刺激を与えて自然治癒力を使いコラーゲンを増成させ、ハリ、ツヤ、肌の弾力を取り戻そうという考えとしては、Dermapen 4と同じです。光過敏症の方は、レーザー治療を受けて頂けませんので、そういった方にはDermapen 4をお勧めします。
▶フラクショナルレーザーとピコフラクショナルの違い
ピコセカンドレーザーを使ったピコフラクショナルは、フラクショナルレーザーと比べると施術後に凝固層(ザラツキなどのダウンタイムのもとです)ができにくいため、施術後のダウンタイムが短くなっています。フラクショナルレーザーとピコレーザーを使ったピコフラクショナルは目的は同じ(肌質改善やコラーゲンを増成して肌のハリを取り戻したり、小じわを改善する)ですが、ピコフラクショナルの方がダウンタイムが少なくなっています。さらにパルス幅とよばれるものが非常に短い為、お痛みも通常のフラクショナルレーザーにくらべピコフラクショナルは少なくなっています。
★PicoLOのフラクショナルビームの特徴
①DOE効果
②LIOB
☆施術について
①ピコスポット
②ピコトーニング
③ピコフラクショナル(ハイパワー)
※ピコトーニング、ピコフラクショナル共に治療回数は5~10回ほど必要となります。
☆リスク・副作用
- 赤みや腫れ
治療後、治療部位に軽い赤みや腫れが現れることがあります。これらは通常、数時間から1〜2日程度で自然に回復します。赤みや腫れがひどくなる場合や、長期間続く場合には、速やかに担当医に相談してください。
- 軽度の乾燥感
治療後、皮膚が一時的に敏感になるため、照射後に肌が乾燥したり、つっぱった感じを覚えたりすることがあります。乾燥感が気になる場合は、保湿ケアをしっかり行うことが推奨されます。
- 軽い瘡蓋(かさぶた)や皮むけ
ピコレーザーはメラニン色素を細かく破砕するため、治療後に色素がターンオーバーを経て排出されます。この過程で、軽い瘡蓋や皮むけが生じることがあります。これらは治療後1〜2週間内に自然に治癒しますので、無理に剥がさず、保湿を心掛けてください。
- 色素沈着(炎症後色素沈着)
通常、ピコレーザー治療は色素沈着のリスクが低いと言われていますが、稀に治療後に色素沈着(PIH)が生じることがあります。特に治療部位に紫外線を多く浴びると色素沈着が起こりやすいため、治療後は日焼け止めを十分に使用し、UV対策を徹底してください。
- 色素脱失(白斑)
非常に稀ではありますが、ピコレーザー治療により色素が失われ、皮膚の色が白く抜けてしまうことがあり、治療過程で肌に過剰なダメージを与えたことが原因と言われています。治療後はアフターケアをしっかりと行い、万が一気になる症状が現れた場合には早期に医師に相談することが重要です。
- 炎症反応
ピコレーザーは低侵襲で痛みが少ない治療法ですが、まれに炎症反応が強く出る場合もあります。症状として、発赤や腫れ、場合によっては膿がたまることもあります。症状がひどくなる前に医師にご相談いただき、適切なケアを受けることが大切です。
☆注意点
- 日焼け止めの使用
治療後の肌は紫外線に敏感になるため、日焼け止めをこまめに塗り、直射日光を避けてください。
- 保湿ケア
乾燥を防ぐため、保湿剤を使って肌をしっかり保護してください。
- 治療部位を無理に触らない・こすらない
瘡蓋ができた場合でも、無理に剥がさず、自然に治癒させるように心がけてください。
☆施術の流れ
☆お勧め併用施術
☆料金(2025年6月1日~)
☆CARESYS-S料金(2025年6月1日~)
施術は税込料金となります。
☆美容点滴回数券(2024年1月1日~)
回数券は税込料金となります。






















