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ボツリヌストキシン注射
2021年01月01日
ボツリヌストキシン注射
☆ボツリヌストキシン注射とは
ボツリヌス菌が生成する毒素であるボツリヌストキシンを局所に注入する施術です。 ボツリヌストキシンは筋肉を動かす際の神経伝達物質であるアセチルコリンを阻害することで、局所的に筋肉の動きを鈍く(麻痺)させ、シワを軽減させることができます。 動かなくなった筋肉は徐々に萎縮し、ボリュームが減るという性質を利用して肩こり解消、ふくらはぎの部分痩せ、エラ縮小(小顔)なども可能な施術です。 また、交感神経から伝達される汗を出す信号をブロックすることで過剰な発汗を抑えることもできます。 約5~10分の治療で効果は約3~6ヶ月持続します。
当院で導入している製剤は米国のアラガン社製のボツリヌストキシン製剤です。 アラガン社製のボツリヌストキシンは厚生労働省により認可されており、非常に安全性の高い薬剤です。
☆注入部位
①額:(目安) 5~10単位
目を大きく開いた際のシワを解消します。
②眉間:(目安) 10~15単位
難しい顔をしている際のシワを解消します。
③目尻:(目安) 両側10~15単位
目尻のシワを取ることで若返った印象になります。
④アゴ:(目安) 5~10単位
口を閉じているときや、口を閉じた状態で笑った時などにできてしまうアゴの梅干しシワを解消します。
⑤エラ:(目安) 両側25~50単位
咬筋というあごの筋肉が発達して、エラが張っている方に行います。小顔効果が高いです。
⑥ワキ:(目安) 両側50~100単位
多汗症の方の脇に注射することで、汗腺の働きを抑え、過剰な発汗を解消します。夏場は人気の施術です。
※「重度の原発性腋窩多汗症」の治療で保険適用となるボツリヌストキシン製剤は厚生労働省より認可を取得しているグラクソ・スミスクライン社の製剤です。当院では保険適用でも治療を行っております。
⑦肩:(目安) 両側 50~100単位
肩の筋肉が張って慢性的な肩こりがある方に、肩の筋肉をほぐして症状を和らげます。
⑧ふくらはぎ:(目安) 両側 50~100単位
ふくらはぎの筋肉に注射することで、ふくらはぎの筋肉を萎縮させ、足を細くすることができます。
☆施術について
☆メリット
①比較的即効性がある
施術後3〜4日ほどで効果がでるため、比較的即効性が高い施術です。
②ダウンタイムが短い
ボトックス注射のダウンタイムは2〜3日、長くても1〜2週間ほどです。ダウンタイムが非常に短いので、手軽に行うことができます。施術跡も注射針の小さいため目立ちにくく、時間の経過とともに消失します。
③身体の負担が少ない
ボツリヌストキシンを注入するだけなので、手術が必要な施術と比べて圧倒的に身体への負担が少ないです。
施術も10〜15分ほどで完了するため、入院する手間もありません。
④やり直しができる
ボトックス注射の効果は3〜6ヶ月ほどです。効果が切れると術前の状態に戻るので、仕上がりに納得できない場合は一定の時間を空ければやり直すことができます。
☆デメリット
①定期的な施術が必要
ボトックス注射の効果は永久的ではありません。
定期的に施術すると持続時間は長くなる傾向がありますが、基本的には効果が切れたころに再度行う必要があります。
②施術後に一時的な避妊が必要
ボトックス注射は、施術後に女性2ヶ月、男性3ヶ月避妊が必要な期間があります。施術による流産、奇形児のリスクが0%だと言い切れないからです。
③妊娠・授乳中は施術できない
胎児・乳児へのボトックス注射の安全性が確認できていないため、妊娠中や授乳中は施術できません。
④副作用が一時的に出る
術後1週間ほど施術部位が腫れる、内出血が起こる、痛みが出るなど、一時的に副作用が出る場合があります。
また、施術部位の筋肉の力が弱くなるので、慣れるまでは食事の際に違和感が出る場合があります。
☆診療の流れ
①Step 1:受診
- 問診
- 診察
②Step 2:施術
- 診察に基づき施術
☆料金(2025年2月1日~)












